About Exhibition
五十嵐威暢の世界
2018年10月6日(土) – 11月25日(日)
時間
午前9時45分 – 午後5時00分
(入館は午後4時30分まで)
観覧料
一般1,000円、高・大学生700円、小・中学生400円
休館日
11月3日以降の月曜休館
主催
札幌芸術の森美術館
(公益財団法人札幌市芸術文化財団)
BLOG: Exhibition Report
Vol.62
展示室の第1章でご覧いただいた動物イラストレーション。 1973年、若き日の五十嵐がデザインしてから45年を経て、現在の技術にて、大判の合板にシルクスクリーン印刷という新作版画でした。 展覧会開催を目前に、製作に協力して ...read more →
Vol.61
現在発売中の雑誌「アイデア」(IDEA magazine 384 2018/12)に、 室賀清徳さんが展覧会レポートを執筆してくださいました。 (室賀さんは、展覧会図録にも寄稿してくださっております。) なお、写真クレジ ...read more →
Vol.60
札幌芸術の森美術館で開催されました「五十嵐威暢の世界」は11月25日に無事に終了いたしました。 おかげさまで国内外から大勢の来館者に恵まれました。 多くのご支援とご協力に心から御礼申し上げます。 写真は、展覧会前夜、開催 ...read more →
Vol.59
展覧会の第1章は「動物イラストレーション」の展示です。 1973年、五十嵐が最初の個展で発表したデザインを、現代の技術で再制作した新作。 大判の合板を制作してくださったニッタクスさんと、その合板に巨大なシルクスクリーン印 ...read more →
Vol.58
中庭インスタレーション「無意識の庭」の図録が完成し、現在、ミュージアムショップで販売中です。 蛇腹折りの美しい図録は、グラフィックデザイン:畠山尚デザイン制作室、写真:GRAYTONE PHOTOGRAPHS酒井広司さん ...read more →
Vol.57
ワークショップ「あそびから始めよう―カッティングシート」 連日、これ以上ないというくらいの快晴。 最高のお天気で迎えたワークショップ第二弾です。 札幌は、もう間も無く初雪でしょうか。雪虫が舞っている中、芸術の森には今のう ...read more →
Vol.56
ワークショップ「あそびから始めよう―500種類の紙」 広大な札幌芸術の森、紅葉はそろそろ終わりですが快晴です。 今回の展覧会に合わせ、五十嵐威暢を講師としたワークショップが2度開催されますが、今日はその第1 ...read more →
Vol.55
展覧会はちょうど会期の真ん中。あと1ヶ月弱の開催です。 展示の中に、サマージャズ・フェスティバルのポスターがあります。 1973年から1985年まで、五十嵐は13回に渡ってJAZZの文字をデザインしたポスターを制作してい ...read more →
Vol.54
NOH 1981 デザイン:五十嵐威暢 日本の伝統芸能の一つである能の米国公演のために制作されたポスターです。アルファベットでNOH、漢字で能と表記したものを組み合わせて複雑な造形を生み出しています。五十嵐氏によれば、東 ...read more →
Vol.53
展覧会にお越しくださったみなさま、ありがとうございます。いかがだったでしょうか? 美術館にアンケート用紙があるそうですので、ぜひ、感想をお聞かせください。 さて、昨日はアメリカから、明日はオーストリアから、週末にはインテ ...read more →
Vol.52
開幕前日の10月5日、美術館にて開会式+内覧会、会場を札幌の街中に移し「五十嵐威暢の世界」開催を祝う会を開催していただきました。 写真:安中経人 写真:大迫修三 これまで展覧会開催に向けてご尽力くださった方、お祝いに駆け ...read more →
BLOG: Work in progress
Vol.50
1944年に生まれてから2018年現在までの五十嵐威暢の仕事を作品写真で綴った「ビジュアル年表」を製作中です。 美術館学芸員さんが膨大な資料を整理され、デザインを担当してくださることになった原研哉さんとスタッフの中村晋平 ...read more →
Vol.49
展覧会に間に合うように出版しよう!と製作を進めているエッセイ本があります。 その名も「はじまりは、いつも楽しい」(発行:柏艪舎) ライターで著者となる佐藤優子さんが、五十嵐へのインタビューを重ね、五十嵐は次々と自身の人生 ...read more →
Vol.48
9月6日の北海道胆振東部地震の後、札幌の五十嵐を心配し、多くの方からお見舞いの連絡をいただきました。ありがとうございます。五十嵐は無事です。 皆さまのお気遣いに、この場を借りて改めてお礼申し上げます。 さて、札幌は日常を ...read more →
Vol.47
かぜのびに、ライターの谷口雅春さんと写真家の酒井広司さんがいらっしゃいました。 「JRタワーアートシーン」の取材です。 展覧会に対する作家の思いは、10月20日発行の巻頭特集頁に掲載されるとのことです。 「JRタワーアー ...read more →
Vol.46
きょうは20数年通い続けている信楽の工場で焼き上がった作品の確認。 フォルムには自信がありましたが、新しい感動が待っていました。 粘土に混ぜ込む顔料は今までと同じだったのですが、少しだけ違う割合で酸化金属を足してもらった ...read more →
Vol.45
合板にシルクスクリーン印刷をする日がやってきました! 五十嵐も札幌から駆けつけ、いざ、埼玉の熊沢印刷工芸さんへ! 初めての挑戦でぶつかった難題をクリアしつつ迎えた本日。合板担当のニッタクスの大山さんと五十嵐は、とても嬉し ...read more →
Vol.44
とても8月とは思えない肌寒い日でした。 毎年お盆過ぎにはぐっと涼しくなる北海道ですが、今年は早過ぎ…(なんと17日には大雪山系で初雪のニュースも飛び込んできました) そんな中、アトリエでは展示する作品の最終確認をして、接 ...read more →
Vol.43
山の日のかぜのび。 今日は、Horizontal Feeling 最後の仕上げです! 黒と白・・・ かぜのびには、いつものように、蝉の声と先生の木槌の音が響きます。 「たくさんの木が集まって、いろんな癖があってそれをひと ...read more →
Vol.42
ニッタクス十勝工場から、合板が旅立ちました。 梱包方法に難儀したそうですが、無事に埼玉まで届きますように。 お盆明けには、いよいよ熊沢印刷さんにてシルク印刷です。 文:羽田麻子、写真:株式会社ニッタクス
Vol.41
建築家の横河健さんが設計された地下鉄大江戸線大門駅には「波のリズム」という壁面レリーフ彫刻が設置されています。 五十嵐の初めてのテラコッタ作品です。 1999年当時、地下鉄の駅構内にアートをというコンペに参加した五十嵐は ...read more →
Vol.40
展覧会には、過去のデザイン作品も展示されます。 美術館の担当学芸員の方が、これまで何度か足を運び調査しセレクトされた作品を、ここ数日で丁寧に梱包し、フェリーに積み込み札幌へ。 まずは、図録用の撮影が予定されています。 五 ...read more →
Vol.39
かぜのびに夏が訪れました。 気温は30度なのですが、風が抜けるとサワサワと木々がそよぎ、爽やかです。 白のHorizontal Feelingは、最後の仕上げをし、まもなく完成。 光があたると、どんな表情を見せてくれるの ...read more →
Vol.38
中庭インスタレーションには、ガラス面も含まれます。 株式会社中川ケミカルさんの全面的なご協力をいただき、こもれびシリーズの「ふわふわ」が設置されました。 ちょうど、企画展示室に向かう廊下です。 ガラス面は屋外の美術館エン ...read more →
Vol.37
冷夏だった札幌にも暑い夏がきた! 強烈な日差しのもと、中庭インスタレーションの制作です。 写真家の酒井広司さんのドローンも登場。 晴れ渡った空を見上げるのって気持ちいい。 ステンレス鏡面の球体は大小さまざま合計326個。 ...read more →
Vol.36
〈五十嵐先生ご夫妻をニッタクス十勝工場に迎えて〉 はじめまして。株式会社ニッタクス東京営業部の大山と淡路です。規格外の特大サイズの合板製造や特殊加工など、木材の新しい可能性に挑戦し続けて、もうすぐ100年になります。 会 ...read more →
Vol.35
暑くなるとの予想に反して涼しい風が吹く中、Horizontal Feelingの色塗りをして来ました。 この日体育館では地域主催のワークショップも開催されており、ちびっこから高齢の方まで、地元のたくさんの方がいらしてまし ...read more →
Vol.34
今日のかぜのびは、チャイブとカモミールが満開でしたよー。 夢色の森からは、鶯に蝉、ヤマバトの声がアンサンブルで聴こえてきます。 そんななか、白のHorizontal Feelingを制作。 ちびっこたちは、五十嵐先生から ...read more →
Vol.33
新十津川町では田植えの真っ盛り。 このお米が日本酒になるんですね。 季節は最高、かぜのびでの制作も順調に進んでいる模様です。 「夢色の森」と呼ばれる裏山からは、 「アーオアーオ」とアオバトの声 ...read more →
Vol.32
問題『かぜのびはどーこだっ?』 残雪の美しい山々と田んぼに囲まれた緑豊かな新十津川町。 こんな遠くから「かぜのび」を探すのは初めてです。 安中経人さんが、とっておきの秘密の場所で撮影された「かぜのび」の写真を送ってくださ ...read more →
Vol.31
かぜのびの裏山「夢色の森」は桜が満開。 あちらこちらの日影には雪も残っているようですが、 新十津川町にも春の訪れです。 次なる花の便りはグラウンドのたんぽぽかしら? 黄色い絨毯はそれはそれは見 ...read more →
Vol.30
本日かぜのびオープン。楽しみにされていたお客様もいらっしゃいました。 残雪で冷たい風ですが、アトリエの外での制作活動も本格始動です。 吉野地区に響きわたる制作の音、鳥の声、子どもの声、春の香り、優しい時間の始まりです。 ...read more →
Vol.29
久しぶりの「かぜのび」 最低気温マイナス1.2℃、最高気温20.0℃ 一気に雪解けが進み、水鏡で逆さ記念碑が現れました。 うぐいすの鳴き声に春の訪れを感じます。 かぜのび5月1日オープンに向け大掃除を終え、 アトリエでの ...read more →
Vol.27
肌寒い曇り空の下、やや緊張しつつ麻布のスタジオへ。 ポスターやフライヤーなどで、展覧会のメインビジュアルとなるポートレートの撮影です。 デザイナー原研哉さんの構想は当初から一貫していて、 これぞ五十嵐威暢、というポートレ ...read more →
Vol.26
昨日と打って変わってポカポカの信楽。 満開の桜を眺めつつ、工場へ向かいました。 札幌芸術の森美術館の学芸員の方と、かれこれ15年以上のお付き合いになる写真家の酒井広司さんも駆けつけてくださり、展覧会カタログ用の撮影。 久 ...read more →
Vol.25
滋賀県の信楽、大塚オーミ陶業の工場の一角で、テラコッタの新作制作のスタートです。桜は満開だけど寒暖差が激しく夜はマイナス3度だったそう。寒いです。 五十嵐が20年ほど通うここには、制作の道具がたくさん。 工場周辺に落ちて ...read more →
Vol.23
美術館のエントランスから展示室へ向かう通路のガラス面に、カッティングシートの作品を制作予定。 どのぐらいの白っぽさが合うかどうか、サンプルを貼って現地にて確認です。 冬の札幌芸術の森は、冷たい空気と、真っ白な雪に覆われ、 ...read more →
Vol.22
あけましておめでとうございます。 かぜのび向かい側からの雪景色が届きました。 新十津川町は豪雪地帯。 これからますます雪深く積もることでしょう。 文:羽田麻子 写真:高橋尚基
Vol.21
かぜのびの一般公開は終了し、アトリエで制作する日も残り2日となりました。 豪雪寒冷地のため来春4月末までは閉館です。 杉山さんと来春のための片付けと準備に追われました。 かぜのびは一般公開している稀有なアトリエとして、 ...read more →
Vol.20
2階のアトリエで先生が色を塗っているところをじーっと見させてもらいました。 するする動く筆、じんわりと色が広がっていく小さな木片。 先生の手で材料が作品に変わっていく様子を見るのは本当に面白かったです。 色塗りも参加させ ...read more →
Vol.19
今日のかぜのびです。 寒いかと思ってシチューを持参しましたが、意外に今日は外は穏やかです。 もう午後の作業は始まっています。 1階のアトリエでは墨汁の匂いが仄かにします。落ち着く匂いです。 かぜのびの周りに咲く花を摘んで ...read more →
Vol.18
気温は低くとも窓ガラスから入ってくる陽射しが暖かい日。 Horizontal Feelingシリーズ 墨色の色付け終了しました。 薄い墨色を伸ばした時に緑っぽくなったり銀色がかって見えたり、木の種類や削り方によって全く違 ...read more →
Vol.17
札幌など北海道各地で初雪が観測されたのは数日前。 鮮やかな紅葉に真っ白な雪が積もった写真を見て驚きました。 新十津川町の「かぜのび」もそろそろ冬支度だなぁと思っていたら、 あれ?あれ? 出たか?クマーーー!? 警察も駆け ...read more →
Vol.16
今日は珍しく暖かなかぜのび。 透明感を増した10月の風が心地よく、制作は進みます。 五十嵐先生は墨のHorizontal Feeling(水平な気分シリーズ)を制作中。 秋の日差しが溢れる「ゆ・ふ・る・じ」は、 踊るよう ...read more →
Vol.15
秋晴れの新十津川町吉野。 空が高いです。 いつものHorizontal Feelingシリーズの他に カリグラフィシリーズの製作もしました。 サポートはお手伝いの杉山さん。木材のプロです。 五十嵐先生の助手の羽田さんが東 ...read more →
Vol.14
札幌芸術の森美術館での五十嵐威暢展まで1年をきりました。 「来年のちょうど今頃にスタートするね」と、美しい紅葉を眺めつつ歩きます。 可愛らしい建物の有島武郎旧邸では、 屋内にてカッティングシートのインスタレーションを予定 ...read more →
Vol.13
着色作業が着々と進んでいます。 この日は黄色の着色をしました。 五十嵐先生が調色したものを、お手伝いメンバーが塗っていきます。 かぜのびのまわりは、稲刈りが始まっていました。 裏山はほんのり赤くなってきていて、少しずつ秋 ...read more →
Vol.12
本日のかぜのびです。 水平な気分(Horizontal Feeling)シリーズの色つけも進み、 だんだんと全体像が見えてきました。 今回はとってもカラフル! 綺麗です。 バリ取り作業も進みます。 お手伝いメンバーもどん ...read more →
Vol.10
水平な気分(Horizontal Feeling)シリーズの制作は、8月上旬から色付け作業に移りました。 2010年に「かぜのび」に生まれ変わった旧吉野小学校。 吉野小学校としての103年の歴史を記念した103個の石と校 ...read more →
Vol.9
札幌芸術の森美術館の敷地はものすごく広く、 私もまだ全部を歩けていません。 展示室のある建物から気持ちのよい散策路を進み、 有島武郎旧邸に向かいます。 なんとも可愛らしい森の中の小さな家。 こちらも展示会場となる予定で、 ...read more →
Vol.8
札幌芸術の森美術館の展示室に向かう渡り廊下横には中庭があります。 インスタレーション作品を展示予定で、現場確認をしました。 やはり現地に立つと、次々と構想がわいてくるものです。 そんな話をしているひとときは、最高に楽しい ...read more →
Vol.7
最低気温11.7℃、最高気温17.2℃ 今日は時折雨。 かぜのびの庭にはおなじみの花達がお出迎えしてくれます。 Horizontal Feeling(水平な気分)シリーズの制作は、数千のパーツから出来上がる。 彫刻の作業 ...read more →
Vol.5
6月最初の日曜日は昨日から続く季節外れのリラ冷え。 最低気温5℃ 最高気温11.9℃ 満開だったたんぽぽも一面綿毛の絨毯。 北風と小雨で凍える身体。 五十嵐威暢氏の彫刻作業は、素材と語り合いながら 時に糸鋸で時にナイフで ...read more →
Vol.4
北海道は、今は田植えの時期です。 ここ数年は北海道米は人気です。 かぜのびの近くの水田も田植えが進んでおります。 5月21日は午前中は晴れておりましたが、午後からは曇りで時折小雨の降る天気でした。 しっとりとしていて、小 ...read more →
Vol.3
本日のかぜのびです。 たんぽぽが満開でした。 天気も良く、かぜのび前は眩しいくらい一面の黄色。 先日まで寒かったのが嘘のように暖かく、一気に春になったような感覚です。 作業中も「ホーホケキョ」と、うぐいすの声が聞こえたり ...read more →
Vol.2
新十津川町は田植え日和。 かぜのびに流れる風はとても心地良い。 色とりどりの春の花々が出迎えるかぜのび。 季節外れの蝉もご来場(笑) Horizontal Feeling(水平な気分)シリーズの制作は、 細い木片を何千本 ...read more →
Vol.1
春を迎えた北海道の新十津川町。 周辺の水田には水が張られました。 かぜのびのアトリエでは、展覧会のための作品制作が本格的にスタート。 様々な木を彫刻し積層するHorizontal Feeling(水平な気分)シリーズの制 ...read more →